
付録A
T1タイマは、すでに作動していない場合に、伝送のためにINFO,RR(P=1)、SREJ(P=1)あるいはFRMRフレームのいずれかがキューに入れられた後に始動されるものとする。タイマが超過した場合、少なくともT1min+2TDの間キュー待ちされていたすべての未決着INFO,RR(P=1)、SREJ(P=1)あるいはFRMRフレームは、再送信されるものとする。タイマは、送達確認の受信でキャンセルされるものとする。
送達確認を処理するかあるいはタイマ超過後に、依然として未決着フレームが存在する場合には、T1タイマは再始動されるものとする。T1タイマが再始動される場合には、タイマは、最も旧い未決着フレームがキューされた時点で始動されたように設定されるものとする。
注.DL亙ごとにひとつのTJタイマを有する。
3.3.3.2パラメータT2(確認前違延)
パラメータT2は、同位DLEのT1タイマが超過する前に応答が受信・されることを保証するため、何らかの受信フレーム(XID以外)に応答するためにDLEに許された最大時間を定義している。
局は、同位DLEのT1タイマが超過する前に応答が受信されることを保証するため、パラメータT2時間内に何らかの受信フレーム(XID以外)に対し応答するものとする。
注.T2の期衙は、確認を送信するDLEに通常のデータ処理の中のイベン^としてその応答を予定に組み込ませるとともに、研確な確認の必要性を排除しINFOフレームが伝送される可能性を極大化しながら確認のために十分な時間を与えるための遅延(同位DLEのT1minより短い)であるべきである。
3.3.3.3タイマT3(リンク初期化時間)
T3タイマは、DLEがXIDコマンド(XlD一CMD)を再送信する前にXIDレスポンスを待つ時間に設定されるものとする。
T3タイマの周期は、T3minが個別に折衝されないことを除いて、T1タイマと同Oのパラメータとアルゴリズムを使用して算出されるものとする。XlD-CMD(地上局情報フレームは除く)は、3.3.3.1項で定義された手順を使用して再送信されるものとする。
注1:DLEごとにひとつのT3タイマを有する。
注2:T3minは、レスポンスを調整し、追加の初期化処理を行うための応答エンティティ・タイムを与えるためのT1minより大きいものとする。
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